丸山ワクチン療法


開発から四半世紀を経て、すでに35万人もの患者が使用している丸山ワクチンは、最新医療とは言えないかもしれませんが、免疫療法の1つとして紹介します。

丸山ワクチンは、免疫の動きを強化することで、間接的にがんの増殖や浸潤、転移を阻止することができます。さらに、コラーゲンの増殖作用によりがんを封じ込め、同時にがんの栄養補給路も遮断するため、がんの増殖、転移も阻止することができます。

丸山ワクチンは、①副作用がほとんどない、②延命効果がみられる、③自覚症状の改善が図れる、④がん腫の増殖が抑えられる、という4つの特長があるとされています。延命効果については、抗がん剤のみの治療と、抗がん剤と丸山ワクチンの併用治療の生存率を比べたところ、併用したグループの方が15.2%も高いことが明らかになっています。

ただし、現在も抗がん剤として認可されてはおらず、有償治療薬として取り扱われており、治療を受けたいという場合には、丸山ワクチンによる治療を引き受けてくれる医師を探す必要があります。主治医に依頼するか、週3回程度注射に通う必要があるので、近所のかかりつけの医師に相談するのもよいでしょう。

費用は、ワクチン代が1クール(20本40日分)につき9,450円と、プラス技術料(注射料)と文書料がかかります。ワクチンを使い始めて最初の3年間は1日おき、または週3回注射をします。この間に再発や転移がなければ注射は週2回に減らし、さらに2年間(治療開始から5年)を経過して異常がなければ週1回まで減らして、適時治療を終了します。