前立腺がんを発見するために有効なPSA検査


PSAは、Prostate Specific Antigen(前立腺特異抗原)のことで、前立腺から分泌される物質です。セリンプロテアーゼ(セリン蛋白分解酵素)に分類されます。

PSAは本来、前立腺から精漿中に分泌されて、精子の保護膜の蛋白を分解し、精子の運動性を高める働きがあるとされています。ところが前立腺に疾患があると、血液中にもPSAが浸出するので、血液検査でそれを調べる検査がPSA検査です。

この検査のおかげで、前立腺がんの早期発見が可能となりました。(前立腺がんは中高年男性に多くみられるがんで、近年の高齢化、食生活の欧米化と検査精度の向上による正確な診断により、日本人の前立腺がん患者数は増え続けています。)ですが、前立腺肥大など、良性の場合であってもPSAの値が高くなるため、診断は慎重に行わなくてはなりません。

なおPSA検査は、地域の住民健診や職場の健診、あるいは人間ドックなどで受けることができます。


http://www.cancer110.com/