「子宮頸がん」の予防効果が期待される「AHCC」


機能性食品「AHCC」の研究・製品化などを行っているアミノアップ化学から、女性特有の病気である「子宮頸がん」の基礎知識をはじめ、子宮頸がんの予防効果が期待できるAHCCの最新研究結果や予防方法のアプローチなどをまとめたニュースレター「AHCC通信 Vol.3」が発行されました。

子宮頸がんは、毎年約3,000人以上が亡くなっているといわれる深刻な病気です。とりわけ、がんの中でも330代までの若い患者が多く、重症になると子宮摘出など大がかりな手術が必要となり、妊娠をすることができなくなったり、手術後の障害も多いといわれています。また、がんになっても進行するまで無症状であることが多く、予防・早期発見には若いうちから定期的に子宮がん検診を受けることが必要となります。

子宮頸がん患者の99%は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染していることから、HPVが原因ウイルスであると考えられています。HPVは女性の約80%が知らない間に感染しているといわれており、20~40代の若い年齢での感染者数が増加しているとも言われています。

このような子宮頸がんに対して、「AHCC」に予防効果が期待されているそうです。AHCC(Active Hexose Correlated Compound : 活性化糖類関連化合物)は、シイタケ属に属する担子菌の菌糸体培養液から抽出されたα-グルカンに富んだ植物性多糖体の混合物です。健康食品・サプリメントとして、日本のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニアなど広範囲で販売されており、現在では統合医療の一手段としても取り入れられているそうです。

2014年10月29日に米国・ヒューストンで行われた「第11回アメリカ癌統合医療学会(SIO2014)」においては、「ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した女性にAHCCを投与するとウイルスが死滅する」という研究結果も発表され注目を集めています。HPVを除去する医薬品は未だ開発されていないため、この研究では更に大規模な試験を計画しており、AHCCの作用とHPV死滅の因果関係解明が期待されています。

参考:マイナビニュース

http://news.mynavi.jp/news/2015/03/23/412/


がん遺伝子診断 胃や食道などにも拡大


国立がん研究センターは11日までに、全国からがん患者を集めて遺伝子を診断する疾患の対象を広げると発表しました。これまでは肺と大腸を対象にしていましたが、胃や食道、小腸など消化器系がんも対象にするそうです。約200の医療施設や国内外の製薬企業十数社と共同で進めるとのことで、2017年までに4500人分のデータを集め、患者の体質に応じて治療を選ぶ個別化治療につなげることを目指すそうです。

がんセンターが進めるのは「スクラムジャパン」と呼ばれるプロジェクトで、13年から肺がん、14年から大腸がんの患者を対象に、遺伝子の診断を始めていました。

診断では米医療機器メーカーが開発し、米国立がんセンターが採用した新しい検査薬を使用するそうです。1回の診断で140個以上の遺伝子変異が分かり、検査の効率化が期待できます。国内では承認されていないため、今回のプロジェクトを通じてデータを蓄積し、20年をメドに承認につなげたいと考えているそうです。

がんセンター早期・探索臨床研究センターの大津敦センター長は「今後すべてのがんに枠組みを広げ、通常の診断で結果が生かせるようにしたい」と話していらっしゃいます。

参考:日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10H90_R10C15A3CR0000/


オリーブオイルの成分ががんに効くとの研究結果


オリーブオイルの成分が、がんに効果があるという研究結果が報告されました。

今回注目されているのは、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるフェノール成分の1つである、「オレオカンタール」という成分です。驚くべきはこのオレオカンタール、わずか1時間足らずの間にがん細胞を死滅させたといいます。

米ラトガース大学のPaul Breslin氏らによると、通常不要となった細胞は16~24時間かけて細胞自然死(アポトーシス)という、文字どおり自ら死滅する道をたどったそうです。今回同氏らはオレオカンタールを用い実験を行った結果、あらゆる種類のがん細胞が30分~1時間の間に死滅したそうです。

まず明らかになったのは、オレオカンタールはがん細胞のリソソーム(水解小体)を破壊するということだそうです。リソソームにダメージを被ったがん細胞は機能しなくなり死滅する一方、健康な細胞は無傷なままだそうです。

このため、オレオカンタールががん治療に役立てられる日もそう遠くはないと期待されています。

日頃からオリーブオイルを多く摂取している地中海地方に於いて、がんの発症率が低いのがその理由だそう。

同氏らは今後、なぜオレオカンタールはがん細胞だけに作用するのか、また医療現場での利用を目指し研究を続けていくそうです。

参考:IRORIO

http://irorio.jp/sousuke/20150223/207718/


異なる日時に撮影されたCT画像間の腫瘍を高精度に位置合わせする新技術


2015年2月10日に株式会社富士通研究所から、異なる日時に撮影された同じ患者のCT画像に対して、高精度に腫瘍の位置合わせをする技術を開発したというプレスリリースがありました。

一般的にCT画像では呼吸や心拍の影響で腫瘍の位置が変動してしまいます。従来、腫瘍の周辺にある血管などを手掛かりに位置を合わせる方法がありましたが、腫瘍の周辺に血管が少ない場合は位置合わせの精度が低下するという課題がありました。

今回開発された技術は、腫瘍の周辺だけでなく、より広範囲にある血管も手掛かりにすることで、腫瘍の周辺に血管が少ない場合でも高精度に位置合わせをすることを可能にしているそうです。これにより実用化の目安となる誤差2.5ミリメートル未満で位置合わせ可能な割合が、従来の約3割から約8割へ向上することを確認したそうです。この技術を適用することで、画像診断業務の位置合わせに掛かる時間を低減でき、医師の負荷軽減やより正確な診断の実現が大いに期待されます。

本技術の詳細は、2月19日(木曜日)から東北大学(宮城県仙台市)で開催される「電子情報通信学会 パターン認識・メディア理解研究会(PRMU)」にて発表されるそうです。

 

参考:

JCN NETWORK

http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=64165

株式会社富士通研究所 プレスリリース

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/02/10.html


胃がん検診ガイドライン2014案が公開されました。


12月4日に有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン作成委員会から、「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン2014年版・ドラフト」が公開されました。以前公開された2005年度版との違いは、内視鏡が対策型検診・任意型検診の両方で推奨されていること、対象年齢が50歳以上になっており、検診間隔についても2~3年と記されていることなどです、

ガイドライン案の全文は、ウェブサイトからダウンロードできますので、一度ご確認してみてはいかがでしょうか。また、パブリックコメントを募集して、それらの意見を基にガイドラインを完成させる予定とのことです。

ガイドラインでは、胃X線、内視鏡、ペプシノゲン法(単独法)、ヘリコバクター・ピロリ抗体(単独法)、ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の併用法について、胃がん死亡率減少効果が検討されています。そのうち、胃X線と内視鏡については死亡率減少効果を示す証拠があるとしており、対策型検診・任意型検診として実施が推奨されています。内視鏡は、2005年度版では証拠不十分として推奨されていませんでしたが、その後報告された3件の症例対照研究(国内2件、韓国1件)が評価されて、今回の推奨に至ったようです。

胃がん検診の対象年齢については、40~49歳での胃がん罹患率と死亡率は減少傾向にあるため、対象年齢は50歳以上が望ましいとされています。検診間隔については、胃X線は現在逐年で実施していますが、内視鏡検診は40~79歳を対象とした韓国の研究で、1~4年以内の実施により20~40%の死亡率減少効果を認めたことから、検診間隔を2~3年にできるとしたそうです。

引用:日経メディカル

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201412/539948.html


子宮頸がん予防ワクチンの副作用診療に51協力医療機関選定


子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に慢性的な痛みが生じる副作用が報告されていることをご存じでしょうか。厚生労働省は、この副作用についての相 談や診療が受けられる51の協力医療機関を34都道県に選定しました。今後、各都道府県に少なくとも1ヵ所ずつ設ける方針とのことで、残りの13府県でも 調整を進めているようです。

協力医療機関の医師は、専門医らからワクチンや、副作用に関する研修を受け、産婦人科や小児科などが連携して接種後に生じた症状に対応します。必要に応じては、高度な専門医療機関を紹介してくれるそうです。

協力医療機関については、下記の厚生労働省のホームページに「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関(平成26年 11月20日現在)」として記載されていますので、一度ご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou /kekkaku-kansenshou28/medical_institution/dl/medical_institution.pdf

【ヒトパピローマウイルス】

ヒトパピローマウイルスとは、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。しかしながら、子宮頸がんを 始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっていることが分かってきました。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増 えていることもあり、問題視されているウイルスです。 (厚生労働省ホームページより抜粋)


「息の温度」から肺がんを診断できる日が来る?


息の温度と肺の腫瘍の存在の間にある関係について、イタリアで研究されているそうです。もし証明されれば、画期的な肺がん診断方法となることでしょう。

フォッジャ大学のある研究によってもたらされ、9月8日のヨーロッパ呼吸器学会(European Respiratory Society)の年会において発表されました。

それは、単純に息の温度を測定するだけで、肺がんの存在を確認することのできる診断方法です。もし証明されれば、効果的で低コストの早期診断のための新技術になる可能性が大いにあります。

その研究には、レントゲン検査で疑わしい結果が出て精密検査を受けるように勧められた82人の人々が参加し、うち40人は追加の検査によって、がんの存在が確認されたそうです。

研究者たちはすべての参加者たちの息の温度を分析して、「これ以上ならば、非常に高い精度で肺がんの存在を診断できる」温度の存在を示したようです。息の温度はさらに、患者が習慣的な喫煙者だった年数や、腫瘍の進行段階とも関係することが判明されています。

研究のコーディネーター、ジョヴァンナ・エリジアーナ・カルパニャーノは「わたしたちの結果は、肺ガンが息の温度を上昇させることを示唆しています。もし息の温度によってこの病気を見つけ出すことのできるテストを完成させることができれば、患者たちに簡単でストレスのほとんどない検査を提供することによって、診断プロセスの改善となるでしょう。医師にとっても、経済的でより非侵襲的な検査となります。」と説明しています。

肺がんは、世界的に毎年非常に多くの犠牲者を出している腫瘍のひとつです。例えば、ヨーロッパでは2分ごとに誰かが肺ガンで亡くなっており、イタリアでは毎年この病気が約38,000人の人々を襲い、34,000人の死亡の原因となっていると推定されています。日本における部位別のがん死亡率でも肺がんは2011年の時点で男性1位、女性2位と非常に多くの方がなくっている病気です。この診断方法が確立されることで、早期発見の可能性が高まり、多くの患者様が救われることを願うばかりです。

http://www.sankei.com/wired/news/140924/wir1409240001-n1.html


公的医療保険の対象となった大腸がんのカプセル内視鏡検査


大腸がんの検査で、口から飲み込むタイプのカプセル内視鏡が今年の1月から公的医療保険の対象になりました。通常の大腸の内視鏡検査は、肛門から細い管を入れて行われていたため、「恥ずかしい」・「痛いのではないか」と検査を受けたがらない方も多かったようです。

カプセル内視鏡は長さ3.1センチ、直径1.1センチ。2つのカメラとLEDライトが内蔵されています。ゆっくり進むときには1秒間に4枚、早く進むときには35枚の画像を撮影することができます。画像は腹などに貼った電極を通して、肩から下げたレコーダーに記録されます。カプセルを飲む前後に下剤を服用し、平均4時間ほどで体外に出ます。カプセルは、1回ごとの使い捨てです。

カプセル内視鏡は飲み込むだけなので、体への負担や精神的な負担は軽減されますが、通常の内視鏡検査に比べ制度はやや落ちる面もあります。またポリープなどが見つかった場合、通常の内視鏡検査ではそのまま切除できますが、カプセル内視鏡では改めて肛門から内視鏡を入れる必要があります。下剤も通常の内視鏡の倍にあたる約4リットルを飲まなくてはいけません。

費用は約10万円で、公的医療保険が使えることとなったため患者の方は1~3割の自己負担で検査が受けられるようになりましたが、保険が認められる患者さんは、大腸に病変があることが疑われ、かつ従来の内視鏡が奥まで通らない患者さんに限られています。


1滴の血液から大腸がんを発見する新たな手法


国立がん研究センター研究所と塩野義製薬などの共同研究グループが、従来の約40分の1の血液量で半日以内に大腸がんを診断できる検査手法を開発しました。この手法では従来は検出できなかった早期の大腸がんも診断出来、既に実用化に向けた開発に着手しています。

大腸がんは、日本国内では胃がんに次いで2番目に罹患者数が多いがんであり、2015年には胃がんを抜き、罹患者数が最も多くなると予測されています。大腸がんの検診方法としては、便潜血検査法がよく知られています。この検査は、集団を対象とする検診方法としては費用対効果が高いのですが、感度や特異度が十分ではなく、進行した大腸がんでも陰性(偽陰性)となることがあります。精密検査として行われる大腸内視鏡検査でも、検査への恐怖心などから、便潜血検査が陽性であっても、その後の「精密検査」の受診率が60%ほどにとどまっており、これも大腸がん検診の大きな課題となっていました。

新たな検査手法では、血液中にあり細胞から分泌される直径30~100nmの微少な小胞である「エクソソーム」と呼ぶ物質に着目し、がん細胞に特異的なタンパク質やマイクロRNAを含むエクソソームを利用し、従来法では1日を要するエクソソームの検出時間を1.5~3時間に短縮しました。また検出に必要な血液(血清)の量も、わずか5μlで済みます。

今回の方法を大腸がん検診に応用できれば、患者さんと医療従事者の双方の負担を軽減でき、更に早期発見が難しいすい臓がんや、がん以外の疾患の診断法としても期待が持てると考えられています。検査方法についても、血清だけでなく尿や唾液への応用が可能であり、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では引き続き今回の開発を支援し、臨床現場で使える小型の質量分析計と組み合わせた形での実用化を目指しています。


肥満とがんの関係


さまざまな研究により、肥満ががんのリスクを高めることは明らかになっています。たとえば、脂肪組織から放出される閉経後の女性ホルモンが、乳がんや子宮体がんのルスクを高めること、インスリン抵抗性が高まって腫瘍細胞の増殖を促し、アポトーシス(細胞の自然死)を抑制して結腸がんのリスクを高めること、肥満によって胃食道逆流症のリスクが高まり、食道腺がんのリスクが高まることなどが確認されています。

それ以外にも肥満ががん発生リスクや死亡率を高めるとの報告があり、肥満とがんには密接な関係があります。

では痩せていればがんのリスクは低くなるのでしょうか。どうも、そうでもないようです。日本国内での調査結果をまとめると、がんの死亡リスクが最も低いのはBMI(肥満度を表す体格指数で、計算方法は、体重kg÷身長mの二条です。)が男性は23~27、女性は19~25で、標準体形から若干太っているような体形の方が良いようです。がんに限らず、すべての病気に同じようなことが言えます。さらに、中高年では23以上のほうが長生きが出来るとのデータもたくさんあります。

どちらにしてもがんの予防には、適度な運動を心がけ、体型維持には十分注意をした生活を送ることが大切です。


http://www.cancer110.com/